2023年5月10日(水)、参議院決算委員会で40分間の質問時間をいただき、継続的な賃上げの必要性をはじめ、電力小売全面自由化の課題、再エネ賦課金とGX推進法(カーボンプライシング)の整合性、貿易収支などについて西村経済産業大臣、経産省、資源エネルギー庁、財務省に質問しました。
電力小売全面自由化については、規制料金(経過措置料金)を撤廃するか、自由化をやめるかを問いました。小売全面自由化から7年も経っているのに規制料金が残っているのは規制料金を撤廃する条件が適切ではないこと、電気料金の値上がりは燃料費の増大と再エネ賦課金の増大であること、また、2022年度の貿易収支が約20兆円の巨額の赤字であるのは、化石燃料の輸入代の高騰と円安であり、企業の努力だけでは解決できない事象であることも訴えました。
電力システム改革の検証・見直しは待ったなしの課題です。職場の課題解決、そしてエネルギー政策が国民の幸せにつながるよう引き続き取り組んでまいります。
参議院本会議が開かれ、GX脱炭素電源法案の審議が始まりました。重要法案と位置付けられており、今後、経済産業委員会や連合審査会などで審議が進められる予定です。国民民主党は、衆議院ですでに本法案に賛成しておりますが、参議院においても真にS+3Eに資する内容であるのか確認が必要です。
※質疑の様子はぜひ『たけちゃんねる』をご覧下さい。