2023年9月6~7日、電力総連第43回定時大会(@伊東市観光会館)が開催され、組織内議員として挨拶させていただきました。
東日本大震災以降、電力小売全面自由化を含めた電力システム改革が進められてきました。改革の目的であった①安定供給の確保、②電気料金の最大限の抑制、③事業者の事業機会及び需要家の選択肢の拡大のうち、①と②は目的が果たされるどころか悪化している状況です。
私は職場の声を伺い、働く仲間の代弁者として電力システム改革の検証、見直しを訴えてきました。現場がどんなに頑張っても、そもそも頑張っている土俵が違えば、その頑張りは報われません。
電力関連産業に働く仲間の皆さんが、今後も自信と誇りを持ち続けられるよう、エネルギー政策や電力事業のあるべき姿について訴え続けてまいります。
来賓としてお越しくださった国民民主党の玉木雄一郎代表からは、電力の安定供給を支え続けている電力総連の仲間に対する敬意、そして、電力の安定供給なくして経済成長なし、国民民主党の1番の政策である「給料が上がる経済の実現」には安定供給が不可欠であるとご挨拶をいただきました。
本大会をもって、4年間会長を務められた坂田幸治さんが退任されました。2020年9月の国民民主党結党の際には、小林正夫前参議院議員、浜野よしふみ参議院議員の両組織内議員の意向も踏まえ、構成総連との連携など、本当にご苦労をいただき結党に導かれた立役者だと思っています。これまでの長年にわたる労働運動へのご尽力に敬意を表しますとともに感謝を申し上げます。
本大会は、電力総連大会初となる正・副議長を女性代議員が務めた大会となりました。壬生守也新会長のもと、電力総連が益々発展していけるよう組織内議員として連携し活動してまいります。